冬キャンプがやりたくなる季節です。
この季節の朝に一番欲しいのは何より焚き火
寒くて凍えそうな朝には焚き火が欲しいですが、朝から小さな火種からコツコツと焚き火をするのは
待っていられないですよね?
今回は1秒でも早く火が起こせる着火剤を紹介します。
ちなみに凍えそうな朝じゃなくても、BBQの炭起こしなどでも使用できます。
着火剤の選び方
着火剤はマッチやライターのような小さな日でも火が付きます。
着火剤には火が付きやすい材料が含まれていることで一瞬で火が付きます。
調べるといろいろな種類があるし、値段、サイズもいろいろある。
何が違うの?どう選べばいいの?
そんな疑問にお答えします。特に着火剤の成分から区別するとわかりやすいので着火剤の成分別に分けて紹介します。
気体(ガス)系着火剤
初っ端から着火剤?と思うようなものですが、焚き火をするときに皆さんも使用をしたことがある、もしくは検討したことがあると思います。
それはガスバーナーです。
キャンプ経験者でも1秒でも火をつけるのにガスバーナーを使用する方は多いと思います。
BBQの場面でも炭に火をつける時バーナーで火をつける人もいいうですよね。
ガスバーナーは燃えやすい気体に火をつけることで火を起こしているので、ある意味着火剤といえると思います。
メリットとしては入手性が高く、キャンプ道具、BBQ道具としてすでに持っている場合があります。
また、高火力なので、火の付きもいいです。
しかし、ガスバーナーの着火が万能というわけではありません。
ガスバーナーの着火のデメリットは大きく2つあります。
一つはガスに火が付かない
もう一つは手が離せない
一般のガスバーナーのガスはガス缶の中で圧縮され、液体状態で保存されています。
このガスが圧力から解放されると気化して可燃性のガスとして燃焼します。
しかし、外気温が寒いと、圧力が解放されても液化した状態のままでガスにならずに燃焼できない状態になります。
この現象はドロップダウンと呼ばれ、調理用のガスバーナーでも同じことが発生します。
体感では0℃くらいの環境ので、通常のガス缶では火が使いないことがあります。
対策として低温でもガス化する成分比率の高いガス缶などもありますが、値段も高くなりますし、それでも寒いときには役に立たない場合があります。
さらに着火中にバーナーを持って火が付くまで居なくてはなりません。
3~5分程度の短い時間ですが、寒さが極限の状態でじっとしているのは意外とストレスで、薪を子割にしたり、薪をくべたりするために自由に動けるようにしたいと思うと感じます。
ある程度気温が高い日や、薪の子割が十分な時はガスバーナー着火が向いていると思います。
液体(アルコール)系着火剤
着火剤の種類が多く、安く手に入るものとして液体系の着火剤が挙げられます。
これにはアルコールストーブの燃料になるエタノール、メタノールなどの成分が代表的です。
アルコールではないですが、灯油が染み込んでいるものもあります。
これらはそのまま液体で着火するには液体だと取り扱いしにくいので、加工してあります。
特によく見かけるのは青色に固形燃料にされたものやジェル状になったものになります。
入手性が高く、安価なので、使い勝手がいいことが特徴です。
こちらは寒くても着火しやすいので冬の朝でも心配ありません。
ですが、こちらもデメリットが2つあります。
燃焼時間が短い。
長期保管できない。
すぐに火がついて燃焼の勢いはありますが、一気に燃えるので燃焼時間が短いです。
薪に十分な火が付かないまま消えてしまうことがあるので、使用量などの見極めが重要になります。
また、主成分がアルコールなので高温環境になると気化して使えなくなる場合があります。
保存状態にもよりますが、先週いったキャンプでは使えたのに、今週は使えないなども起こります。
いざ使えたいときに使えないというリスクがあるので、保管方法に気を使わなくてなりません。
たくさん使用する場合や、管理ができる人にはお勧めの着火剤です。
固体(パラフィン系)系着火剤
最後に紹介するのは近年のキャンプブームによって種類が増えている種類です。
デメリットは他と比べると火力が小さいものがありますが、今回おすすめする着火剤は火力も問題ないものです。
それ以外は保存性も高く1年後も問題なく使用できます。
この着火剤に含まれる着火成分はいわゆるロウソクのロウ(パラフィン)です。
より燃えやすいロウを着火剤として使用しているので、気化して使用できなくなったり、寒くて使用できないリスクはかなり低いです。
燃焼時間もそこそこあるので、火をつけて、しばらく薪を子割にしたり、枝を拾ったり作業しながら焚火を始められます。
おすすめ着火剤
ということでおすすめの着火剤ですが、機能で選ばれる着火剤としてロゴス 着火剤 防水ファイヤーライターが最も火が付きやすく、使いやすかったです。どんな状況でもマッチ1本から火が付き、値段もリーズナブル、10分以上燃えるので、炭の着火も可能です。
見た目とマッチ機能も合わさった着火剤としてFIRE LIGHTERS SOLSICKANもおすすめです。
燃焼時間が多少短いので炭に火をつけるのは難しいです。
しかし、薪であれば問題なく着火できます。
見た目もナチュラルなので、持っているだけでも気分が上がります。
最後に
着火剤選びはいかがだったでしょうか?
人気な定番商品なので見かけることが多い商品ですが、人気なのには理由があることがわかります。
実際使ってみるとロゴスの着火剤の完成度が非常に高いので、使ってみてください。
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