UCO(ユーコ) フラットパック グリルM 初心者必見!現役技術者がおすすめする焚き火台

焚き火

みなさんこんにちは。フィーカといいます。
こちらは初投稿記事になります。
私は現役技術職サラリーマンをしながら趣味でキャンプをしています。
キャンプ歴は気が付けば5年目になり、メインはソロから4人くらいの仲間でやることが多いです。
主に冬キャンプを楽しんでいます。

キャンプの醍醐味といえば焚き火を思い浮かべる人が多いと思います。
焚き火は炎を鑑賞し楽しむだけでなく、調理や暖を取る目的に実施しますので、
キャンプの時は必ずと言っていいほど実施すると思います。
そんな焚き火台ですが、探すと種類も多く、どうやって選べばいいのか、何がいい焚き火台なのかわからない人は多いと思います。

この記事では私がすでに4年以上使用していて、一番使い勝手の良かった焚き火台を紹介し、焚き火台の選び方、おすすめの焚き火台のその理由をキャンプの楽しみ方を追求している現役技術者の観点から記載しています。
焚き火台選びに悩んでいるあなたの参考になればと思います。

UCO(ユーコ)フラットパック グリルM

今回紹介するのは焚き火必需品筆頭の焚き火台です。
私が購入してから4年間使用していて、最も使用回数が多く、もはや相棒的なイチ押し焚き火台です。

初心者おすすめ焚火台

UCO(ユーコ)フラットパック グリルM

1~2人で使用に最適

焚火でやりたいこと全部できる

長く使える頑丈さ

そもそも焚き火台はなぜ必要なの?

答えはキャンプ場でキャンプするなら必要です。

キャンプ初心者に焚き火台は買ったほうがいい?と聞かれることがあります。
一般のイメージでは地面に石を組んで焚き火をすることを思い浮かべる人が多く、焚き火台って必要?と思っている方は多いと思います。
地面で焚き火をすること(直火)のNGな理由は以下の通りです。

  • 芝生や地面が汚れるから
  • 地面の生物(虫、植物、菌類など)を殺してしまうから

経験的には直火可能なキャンプ場は全体の10%に満たないと思います。それでもかまどや焚き火スペースが設けられており、そこでは使用できるといった条件付きだったりと、どこでも直火OKなところは極々稀です。また、近年ではキャンプブームによる利用者の増加や、マナーが悪いキャンパーなどの影響もあり、直火OKからNGに変更するケースも多いようです。
なので、ほとんどのキャンプ場では焚き火をするときは焚き火台を使用してくださいという注意があります。

そのため、現在のキャンプでは焚き火台が必須になっています。
キャンプでは自然の中で自由度高いと思われがちですが、何でも許されるわけではありません。
最低限のルールを守り、正しい知識を持ってキャンプを楽しみましょう。

なぜ、先輩キャンパーは何個も焚き火台を持っているのか?

よく初心者キャンパーから、なぜ焚き火台が複数持っているのか?結局どれが一番いいの?と聞かれることがあります。
これは焚き火用品に限ったことではありませんが目的や場面に合ったものを必要としているからです。
通称:キャンプ沼といもいわれますが、この時はこっちのギア、こっちの時はあっちのギアなど目的、場面で買い足すので似たようなキャンプ用品がどんどん増えます。
そのうえで私は初心者キャンパーにはUCO(ユーコ)フラットパック グリルMをおすすめしています。

焚き火台の選ぶ基準って何?

近年のキャンプブームや焚き火台が必須になってきていることから、焚き火台の種類はものすごく多くなっています。
焚き火台の選ぶ基準がないと選ぶのが難しいです。
選び方のコツとして第一に何を目的として必要かと考えると選びやすくなります。
これは、ほかのキャンプ用品を選ぶときも同じです。
そのあと値段、使用人数、収納性、形、耐久性、拡張性の順で絞ると選びやすいと思います。
最も重要な焚き火をする主な目的は以下の通りです。

  • 炎を楽しむ(鑑賞・雰囲気目的)
  • 料理をする(調理目的)
  • 暖を取る(暖房目的)

焚き火台はおおよその形状からから自分に合った焚き火台を選ぶ目安が得られますので、以下の記事を読んで選ぶ主軸を決めていきましょう。

炎の楽しみたい方の選び方ポイント

焚き火で炎を楽しみたい方は深さが少なく、薪が組みやすく焚き火台を選びましょう。
焚き火を鑑賞する場合、多くは椅子に座りながら、横から眺めることになります。
なので炎を眺めるためには横から見えるスペースが大きいほうが観察しやすいので薪を置くスペースが浅い方法がきれいに鑑賞できます。
鑑賞用の焚き火では炎を大きくすることが多いと思います。そのため薪の投入が多くなるので、できるだけ薪の投入口が広いほうがストレス無く鑑賞できます。
キャンプブームの火付け役としても有名なヒロシさん愛用の焚き火台として知られるピコグリルなどは側面の壁が低いので炎を楽しむ目的としてはとてもいい焚き火台だと思います。

ピコグリルで焚き火する様子

焚き火台での調理をしたい方の選び方ポイント

焚き火調理をしたい方は深さのある焚き火台を選びましょう。
先ほどの炎を楽しむ方法とは逆に側面の壁が多いことで風の侵入を防ぎ、火力が安定しますので、焚き火調理をしたい方は側面が高いほうが調理しやすくなります。また、網や鉄板を使用して焼いたりするので薪を入れても網や鉄板を置く高さまで薪がはみ出ない高さが好ましいです。
バーベキューコンロのような形状がイメージしやすいと思います。
ゆえに炭を入れればバーベキューコンロとしても活躍できますので、炭を入れても使用しやすそうな形状を想像するといいと思います。

焚き火で暖を取りたい方の選び方ポイント

暖を取りたいなら、高さが低いものを選びましょう。
暖かい空気は上昇します。焚き火の暖かさを余さず取るには焚き火台の高さが低いものが好ましいです。
経験上、冬キャンプで焚き火で暖を取っていても寒く感じるのは足元です。焚き火台の近くにいても手や顔は温まりやすいですが、足元はなかなか温まりませんので、できるだけ背の低い焚き火台のほうが足元まで温めることができます。
理想形のイメージは直火の焚き火ですが、実際の焚き火台では焚き火台の足が低かったり、側面の壁がメッシュになっているものがあります。

UCO(ユーコ)フラットパック グリルMを選ぶ理由

私がこの焚き火台を初心者キャンパーにおすすめする理由ですが、それは実際の4年以上30回以上の使用経験からどの目的においてもバランスよく優れている点と、値段、使用人数、収納性、形、耐久性、拡張性についても十分あり、焚き火の楽しみ方を存分に提供できる製品だからです。
網を外して使用すれば薪を投入しやすく、きれいな炎が鑑賞できます。
調理するときは網を載せてコンロとして使用し、網焼きや鉄板焼き、鍋を置いての調理も可能です。
高さが低めなので暖も取りやすいです。

メリット

  • 1~2人での使用にちょうど良い
  • 構造が簡単なので設営・撤収が早い

大きさもMサイズなら2人くらいのキャンプであれば問題ありません。
最近のキャンプはソログルキャンプと言ってソロキャンプギアをそれぞれがそろえて、グループで集りキャンプをするスタイルが増えているので、ほかのキャンパーに誘われて行くときにも自分用の焚き火台として持っていくにはソロ用サイズで十分の大きさです。

また、初心者におすすめな理由としてパーツが少なく、構造が単純なので設営しやすく、火起こしなどの作業に時間をかけられること。
片付けの時は軽いので灰をひっくり返して捨てやすく、パーツもないので、少したたくだけで全て捨てることができます。構造も単純なので洗って干すのも簡単です。
設営、撤収が簡単な点はこの焚き火台の大きなメリットで、その分、別のことに時間を使えるので非常に使いやすい焚き火台です。

デメリット

  • 純正の網目が広く食材を置くと落ちる
  • 純正の網を使用すると薪の出し入れが面倒

デメリットは純正の網です。
全面を覆う形の網がセットされてしまうので、比較的小さい焚き火台にあたるこの焚き火台では何度も外したり、取り付けたりする必要があるので、面倒です。
また、網目の間隔が2センチくらい(指が通る太さ)あり、焼き肉をしたら落ちてしまうほどです。
これらのデメリットを解消するために私は100均の網を使用しています。
27.0センチ×20.5センチのスタンド付きの網を使用し、焚き火台の3分の2程度を網で覆うようにして薪の出し入れができるようにし、その網で調理をします。
スタンドを広げるとちょうどストッパーの役割を果たしてくれるので、網の固定もできます。
また、網が汚れたら捨てるにも躊躇がなくなるので、使いやすくなります。

似てる商品でもいいの?他のもには無い UCO(ユーコ)フラットパック グリルM の魅力

こだわりがなければ検討してもいいともいます。
近年はキャンプ用品に限らず、似たような形状の製品が増えています。例に洩れず、UCO(ユーコ)フラットパック グリルMとほとんど同様な形状の焚き火が近年増えております。少なくとも私が購入した2018年には類似商品はなかったので、この製品の有用性が評価されて、似たような製品が販売されるようになったと思います。日本の有名企業であるキャプテンスタッグ社でもV型スマートグリルとして2019年から販売しています。
価格はUCO品よりも安いので、費用面を考慮して検討してもいいと思います。
ただし、UCO(ユーコ)フラットパック グリルMの魅力としては以下があげられます。

  • Made in USAのUCOの製品であり、所有欲を満たしてくれる。
  • 持っている人が少ないので、人と被りにくい。
  • 付属の収納袋がかっこいい
  • 使用によって酸化被膜を形成し独特な色味に味を感じられる。

UCO(ユーコ)とは?

UCOは1973年創立のアメリカ・ワシントンのアウトドアメーカーIndustrial Revolution社のブランドです。UCOはutility・confort・originalityの頭文字だそうでユーコと読みます。日本人が聞くとかわいい名前ですね。焚き火台以外には、キャンドルランタン、オイルランタンが有名で、アウトドア用品店のランタンコーナーに行けばレトロで重厚なクラシックスタイルのランタンに興味を惹かれると思います。UCOホームページhttps://www.ucogear.com/

アウトドアショップには売ってない?

UCO(ユーコ)フラットパック グリルMが人と被りにくい理由は入手性が悪いところにあると思います。
Amazon、楽天市場、Yahooショップなどのネットショップでは手に入りますが一般のアウトドアショップではあまり見られないことが原因です。
アウトドアショップの商流ではアメリカから輸入するなどの手間がかかりますので、あまり仕入れられていないことが要因と考えられます。
私は実際の店舗ではほとんど見た記憶がありません。
現在のアメリカ公式サイトでは約50ドルで販売されていますので、日本円では7000円~8000円くらいになるので、それくらいなら妥当な価格と思います。
ちなみに私が購入したときは7000円くらいだったので、それくらいの価格であればお買い求めしやすいと思います。

色合いが変わるのもおすすめポイント

この焚き火台はステンレス製で始めは銀色をしていますが、火を入れると鉄板部分が酸化被膜を形成し青みがかった玉虫色になります。この色はステンレスの酸化被膜が形成された結果なので、汚れではなく、赤錆などから保護になる有益な着色です。落とさないようにして色の変化を楽しみましょう。
きれいな被膜を作るコツがあります。
買った当初、表面にオイルが薄く塗ってあります。
素手で触るとそのオイルが落ちてしまうので触らないようにしましょう。
触った部分と触っていない部分にオイルムラがあると被膜形成の時間が変わってしまうので、被膜のムラができてしまい、指の跡がついてしまいます。私は知らずに触ってしまったので、指の跡がクッキリ出てしましました。
4年使用している今でも跡が残っているくらいに影響するので注意しましょう。
触ってしまった場合は別のサラダ油などでオイルをムラなく、塗りなおしておくと良いと思います。

4年間使用したUCO(ユーコ)フラットパック グリルM

かっこいい収納袋が標準オプション

かっこよくて丈夫な収納袋が標準でついてきます。

UCO(ユーコ)フラットパック グリルM付属の収納袋

この袋は本当に優秀で、結構雑に扱っていますが、4年間問題なく使用できています。
マジックテープの部分が壊れたり布が破けたりとしそうなものですが、全然問題ありません。
内側も若干加工されていて細かな配慮があり、非常にいい品だと思います。
袋だけで約1500円で販売されていますので焚き火台の値段としては非常にコストパフォーマンスが高い商品です。

最後に

今回はおすすめ焚き火台UCO(ユーコ)フラットパック グリルMについての紹介でした。
簡単に設営、片付けが出来、炎の鑑賞、調理、暖房としても活躍できるバランスのいい焚き火台として初心者におすすめの製品を紹介しました。
キャンプを楽しむ方法を追求する技術者の観点からしても非常におすすめの製品です。
より楽しい、安心、安全なキャンプのために導入の検討いただければと思います。

初心者おすすめ焚火台

UCO(ユーコ)フラットパック グリルM

1~2人で使用に最適

焚火でやりたいこと全部できる

長く使える頑丈さ


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